クラシック音楽が好きになる環境

私の実家の家族は全員が音楽大好き一家だった。
父は昭和~平成歌謡が好きで、よくテレビ番組と一緒に歌っていた。(初見でもワンフレーズ聴いたら2番は一緒に歌う)
リタイヤ後は合唱サークルを掛け持ちしている。
母は学生時代にピアノを習い、コーラスサークルに所属。
私たち兄弟にも小さなころからピアノを習わせ、リタイヤ後は大人の音楽サークルに所属している。
兄弟たちはゲーム音楽に影響を受け、小学校~高校あたりにかけて作曲ブームだった。
ピアノで作曲をしたり、DTMで作曲したものをMDに落としてみたり、FF4のフィールド音楽を耳コピで完コピしたりしていた。
今でもデータで残っているものがあり、たまに聴きたくなる。
かくいう私もご多分に漏れず、小~中学校時代にケーブルテレビでスペースシャワーTV(日本最大の音楽番組専門チャンネル)やMTV(洋楽から邦楽まで幅広く扱うチャンネル)が観られたことをいいことに、気に入ったPVをビデオテープに録画しまくっていた。
6時間分テープが40本近くあっただろうか。
そういえば中二の頃はV系が好きだった。
しかしあのビデオテープたちは実家以外で再生する方法がもはや存在しない。

その頃もう一つドはまりしていた番組がある。
NHK教育テレビ(今のEテレ)で放送されていた「音楽ファンタジーゆめ」という5分間の短いアニメーションシリーズだ。
前半2分半はテクテクキッズ(パソコンのハーディー&マウスのコミー兄弟)のCGアニメーション、後半2分半はクラシック音楽を編曲したCGアニメーションという構成。
キャラクターアニメの設定が斬新で、家電やおもちゃ、動物たちが部屋の中でドタバタコメディを繰り広げる。
人間に動いているところを見られてはいけないという設定はトイストーリーに似ている。
ちなみにテクテクキッズシリーズがスタートする前は野菜のオーケストラのCGアニメーションをやっていたが、そちらのシリーズは私のお眼鏡にかなわなかったようで残っていない。
小、中学校への登校前、朝放送される回をチェックして、録画したいと思ったら夕方の再放送を録画する。当時は今のように自動録画機能がなかったので、ビデオデッキの前に数分前からスタンバって、録画も停止も完全手動作業だった。

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「子守歌」「蝶々夫人」「スラヴ舞曲」「シシリエンヌ」「ガボット」などが好きで、テープが擦り切れるほど観ていた。
辻陽先生の編曲が神がかっていて、兄弟たちと盛り上がったものだ。(当時はGoogle先生が身近にいなかったので調べようがなかった)

そして私史上最大の功績と言えば、結婚で実家を出る際、このビデオテープをDVDに焼いて今の自宅に持ってきたことだ。
あの時の私、本当にありがとう。数少ない私の宝物だ。
思い出した時に再生しては懐かしんでいる。
私の子どもたちにも好評だ。(ちなみに2歳は画面を見た瞬間に「トイトーリ(トイストーリー)」と呼んだ。惜しい)

さて、そんなわけでようやく現在の話までたどり着いた。
家族が音楽好きというのも大きいのだが、私の場合は小さなころから「音楽ファンタジーゆめ」でクラシック音楽になじんでいたおかげで、普通のクラシック音楽も好きになった。
今ではテレビをつけないでクラシックCDを楽しむ時間も作っている。
子どもたちも音楽にあわせてプリンス&プリンセス気分でダンスをしている(笑)

今のEテレで音楽番組といえば「ムジカ・ピッコリーノ」か。
残念ながら私的には設定が複雑すぎ&演出が派手で、小さい子どもでも音楽に親しみやすいという印象ではない。(演奏は素敵なのだが)
「音楽ファンタジーゆめ」のように、子どもたちがクラシック音楽になじむきっかけとなるような番組を切望する。(というか再放送を熱望!)

ふと、アマゾンで「音楽ファンタジーゆめ」を検索、DVDは10本ほど販売されているようだが、いかんせん値段が高すぎる。
希少価値があるのはわかるが、中には1本2万円以上するものもありさすがに手が出ないので、家にある自作DVDを大切にしようと思う。

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今回の教訓
・子どもの頃に好きだったものを残しておくと大人になってから嬉しい。
・今でいうマスクのように、モノは希少価値が上がると値段もあがりやすい。